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thin skull法

THINSKULLほう

生体マウスの頭蓋骨を薄く削り,頭蓋内構造を長期間可視化する技術である.従来の開頭と異なり,脳の生理的な状態を維持できる点が特徴である.主に2光子顕微鏡を用いた生体イメージングに利用され,脳血流,細胞動態,蛍光プローブ解析に適している.炎症や浮腫のリスクが低く,繰り返し観察が可能なため,長期間のイメージング研究に有用な手法とされる.(実験医学増刊4310より)

脳と体をつなぐ要 グリア細胞と疾患

可視化と脳情報デコーディングでその多様性と病態変化を理解し、治療をめざす

岡部繁男,小泉修一,津田 誠/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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